【送料無料】老老介護の泣き笑い
介護施設に入居している認知症高齢者は、認知症が発症してから入居しています。在宅介護・家族介護ができなくなって、介護施設に入居しているケースが多いです。
特養・老健などの介護施設には、医師が常駐していたり、嘱託医がいますから、認知症の判定については慣れていますし、介護職員も認知症への対応経験が増えれば、医師よりも詳しくなったりもします。
簡単に言えば、認知症の診断は、介護職員でも経験をつむ事によって、判断する事ができるようになるということですね。モットモ、認知症も病気ですから、判断するのは医師にしかできませんけど(笑)
ニュースで、医師免許がなくて診察をしている医師がいた!!というのを事件で見ますけど、医師の仕事も医師免許よりも、医療現場での経験が大切!!ということですね。逆に言えば、経験を重ねれば、医師と同等のレベルに達するということかもしれません。
介護の現場でみる認知症高齢者です。高齢の要介護者には、程度の差はあっても、認知状態に問題がない人はいない!ともいえます。モットモ、生活に支障がなければ、認知症があっても大丈夫ですし・・・・記憶力が低下して、モノを覚えられないから、必ずメモをする習慣を身に付けていれば、認知症であっても、日常生活への支障は、最低限に抑えられます。
周りの人たちも、高齢である事で、許容範囲を広げてくれますから・・・・地域のコミュニティー環境の状態次第ですけど・・・・
介護施設での認知症介護と、在宅介護での介護では、医師との接触回数が違います。認知症は、毎日、症状が変わる事もありますし、朝・昼・晩と症状が変わる事もあります。
在宅介護の場合、要介護者・高齢者に対して「認知症」を疑って、病院で診察を受けても、認知症状が出ない事もありますし、出過ぎることもあります。出なければ、違った病名で診断され、違った処方薬が出されます。
出過ぎれば、大量の認知症関係の薬が出されますから、長く飲み続ける事によって、中毒による副作用が出る事が多いようです。
認知症の初期であるにもかかわらず、中期以上の診断結果によって、多量の薬を服用すれば、認知症を作り出す結果にもなりかねませんね。
アルツハイマー型認知症対応の薬としてアリセプトのほかに、レミニール・イクセロンパッチ・リバスタッチパッチ・メマリーなどが使用できるようになりました。アリセプトはレビー小体認知症にも効果があるようですけど、適応薬にはなっていないのが不可思議なところですけど・・・・・(医師がレビー小体認知症と診断しなければ、処方できません)
2種類以上の薬を併用して効果がある場合もあれば、併用すると薬の成分同士が効果を打ち消したり、過剰に反応して劇薬になったりするものです。
基本的なことをいえば、医師は病気の専門家ではあっても、薬の専門家ではない!!ということです。更には、副作用の出方は、体質との関係もありますから、予測不可能な部分もありますから、経験による判断も大切です。特に、複数の薬の組み合わせの副作用は、医師でも薬剤師でも予想がつかない!というのが真実でしょう・・・・
薬については、「大は小をかねる」は成り立ちません。どんな薬も、体にとっては異物ですから、副作用がありますから、過剰な薬の服薬は、効果を挙げると共に、副作用も上げてしまうものです。
病院によっては、多めに薬を出す傾向があるようです。そう「大は小をかねる」という理屈と同じですね。認知症は精神疾患の1つですから、非定型抗精神薬を使用して、薬を減らしたほうが副作用の心配も少ないはすですが・・・・・
認知症治療に長けた医師の数は少ないですけど、認知症と診断する医師の数は多い!!という現実をメディアも取り上げませんから仕方ない事ですね。
認知症と間違えられて診断され、薬の副作用で認知症になってしまうという現実もあります。薬を飲むと認知症の状態になって、服薬をやめると正常になる!!というケースもあるものです。
認知症という判断には、セカンドオピニオンなどによって、最終決定することが必要なのかもしれません。
基本的なことですけど、認知症についても、薬を多く出す医師の場合は、副作用のリスクも多いですから、セカンドオピニオンで再確認すれば、薬の種類が減る事も考えられますし、現実には、薬の量が半減したという要介護者も数多く存在します。
医師のプライドの問題もありますから、認知症に精通した医師にめぐり合う事も大切ですし、家庭医(総合医)と呼ばれる全分野に配慮できる医師に巡り合う事も大切です。
軽度の認知症が重度の認知症に進行するケースは、医師が認知症を作り出しているといわれても仕方ないですね。
介護の仕事をしている人は、認知症を医師よりも数多く接している場合が多いですから、投薬の量・種類などは、医師よりも比較する機会が多いものです。
A医師・B医師・C医師といた場合、同じ認知症高齢者に対しても、薬の処方も違うケースがあります。医師の考えが違うと、認知症の判断も違いますし、投薬も違うし、副作用も違う結果となるものです。
風の歌を聴きながら
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