「遠距離介護」の上手なやり方
長寿社会になって 老老介護が注目されています。 また 独居高齢者も増加し 近隣との付き合いが無い場合 孤独死も増加しています。
根本的な解決策としては 核家族社会から大家族社会になれば いいのですが 現実的ではないですね。
逆に 企業のグローバル化によって 日本国内で離れて暮らす親子関係から 外国で暮らす親子関係も 増加傾向ですね。
高齢化が進行しても 従来の大家族であれば 社会問題にならなかったかもしれません。
核家族と言っても 以前は 近くに住む事も多かったのですけど 現在は 遠距離になっています。大都市中心の仕事になれば 大部分の人は 親子の居住地は 遠距離になってしまいます。
大都市には 人口が集中し 地方都市では 過疎化が進行する!!結果として 過疎化が進行し 地域サービスも衰退する傾向になってしまいます。
人口の大都市集中が 遠距離介護を生み出す結果となっています。 人口分布が 均一なら 核家族化も進行しないし 遠距離介護は生まれにくい・・・・
会社に勤めるサラリーマンでも 介護の為に 親元近くに赴任できればいいんですけど 現実的には 退職勧告になってしまうケースも多いものです。
遠距離介護は 防ぐ事が可能な部分がありそうです。
遠距離介護は 経済的・体力的・精神的負担が大きいものです。遠距離介護の心がけは????
@ 親元の地域の介護情報収集を心がける
A 親の収入(年金等)・財産を把握しておく
B 親の考え方を聞いておく
C 親の介護も自分の生活も同じくらい大事
D 親の元にいく事も お金で解決する事も 同レベルで考える
各市町村にある 地域包括支援センターを利用し 介護サービスの種類・介護施設情報などの情報を入手しておく事が大切です。
また ケアマネなどを紹介しておいてもらえば イザという時に 相談して対処できます。
親の収入・財産を知っておけば 介護全体の費用に対しての 自分の負担を計算できます。
介護は 親の収入の範囲で行うのが原則! と言いますけど 裕福な人で無い限り 子供にも負担が発生するものです。 介護は 終わりが予定できないだけに 親の財産を相続するよりも 処分して 介護費用に当てるほうがいい場合も多いものです。
親としても 在宅介護にするか? 施設介護にするか? 医療(延命行為)をどうするか? 認知症でない限り 親の考えを聞いておきたいものです。
親子と言っても 親の人生と子供の人生は 別々のものです。
親の介護の為に 仕事を辞めたり 転職して収入減になったりするよりも お金で解決できる範囲はお金を出す事を優先する!! 介護が終わった後の生活に影響してしまいます。
たとえば 親の住まいの近隣の人に 挨拶し 心付けを渡して 様子を見てもらうのも1つの方法ですね。 近所付き合いが無い場合は お金を渡す事は 効果が大きいものです。
遠距離介護で負担が大きいのは 交通費ですね。特に 飛行機代は大変!!
飛行機で移動する場合は「介護割引」の航空運賃(30〜40off)が 殆どの航空会社で設定してあります。
金券ショップなどで 株主優待券を手に入れれば 半額になる事もあります。
新幹線移動の場合は 回数券の利用ですね。
遠距離介護は必要ですけど 自分の生活に無理の無い範囲で行うのが原則です。
介護サービスなどで できる事は お金で解決したほうがいい場合もありますね。
お金を払って解決できるなら お金で解決する!!冷たいようですけど 終わりが見えない介護は 共倒れのリスクがあるものです。
遠距離介護の場合 長続きさせる事が大切ですから 割り切りも必要になるのが現実ですね。
故郷の親が老いたとき
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