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高齢社会のライフスタイル!介護もあるし・・・定年を両親と祝う事も・・・

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受付嬢
高齢社会と介護は、切り離せないものです。
平均寿命が延びることにより、ライフスタイルも変化します。

1947年(昭和22年)の日本人の平均寿命は、男性50.06歳、女性53.96歳でした。
2012年(平成24年)になると、男性79.94歳、女性86.41歳になっています。

65年間の間に、男性の平均寿命は約30歳、女性は約32.5歳も長くなっています。
年金問題が話題になっていますが(最近は少ないですけど)、平均寿命が違うわけですから、随時、変更していかなかった事が問題化しているものといえます。

年金の法律ができたのは1959年です。当時の平均寿命は、男性で55歳、女性で60歳くらいの時に作られた法律ですから、現在の高齢社会に合致しないのは当たり前の事です。
ハッキリ言えば、政治の怠慢!!

高齢社会になって、昔では考えられなかったような家族のスタイルが出てきています。
老老介護もそうです。

平均寿命が短ければ、介護の期間も短い!寿命が延びれば介護の期間も伸びる!

人生の祝い事として、還暦、古希、喜寿、傘寿などがあります。

還暦は60歳ですから、会社員であれば定年退職と同じ年齢になります。
昔であれば、定年退職すれば年金を貰いながら、悠々自適の生活を過ごせましたけど、今では年老いた親の介護をする人も多くいます。

「健康で長生き」であれば良いですけど、「要介護で長生き」の人が増えてきているのが現実です。
平均寿命は統計で出ますけど、健康な状態なのか?要介護の状態なのか?は、不明ですね。
健康寿命が大切ですね。

昔は、婚期も早かったですから、親子でも年齢差が少なかったモノです。
子供が還暦を迎えたときに、親は80歳前半という家族も多いものです(現在は婚期が2極化していますからなんともいえません)
ペット
子供の還暦を親と一緒に祝う!! 昔では考えられなかったような事があるものです。
定年や還暦を迎えたといっても、親にとって子供にかわりはないですから・・・・

親・子・孫という3世代で一緒に暮らすという事は少ないですけど、介護が必要になれば頼りになるのは子供の存在です。
老人ホームなどの介護施設も充実していますけど、高齢になって他人の世話になりたくないのも本音ですね。

逆に言えば、介護施設で働く介護職員にとって、自分の祖父母みたいな高齢者の介護をするわけですから、同居の経験がなければコミュニケーションもとりづらいものです。
介護職員による入居者への虐待が問題になっていますけど、コミュニケーションが取れなければストレスになりますし、弱者(高齢者)に力づくで対応してしまうものです。

介護職員の離職・退職が問題になっていますけど・・・・実際は、新卒の介護職員を中心とした問題です。
新卒の介護職員の離職・退職率の統計は、正確には出ていません。
いくつかの統計があって、数字にバラつきがありますけど、新卒の介護職員の離職率は30%程度となっています。
転職などによって介護の仕事を始めた人の離職率は、10%程度になっています。
結果として、介護職員の離職率は17%となっていますけど、正社員、非正規社員が入り混じっていますから、実態は不明ですね。(非正規社員の場合、退職と言うよりも契約満了ですから・・・)

転職して介護の仕事を始めた人は非正規社員として雇用される事が多く、長く雇用する事によって賃金アップにつながりますから、契約更新されない!という現実もあります。
もっとも、在宅介護を行っている場合は、非正規雇用が当たり前!!ですね。
介護の仕事は時給制。在宅介護の場合、移動時間は時給に入らない。
正社員でしたら、月給制ですから在宅介護の移動時間も給料に含まれているのが現状です。

介護職員不足と注目されていますけど・・・・介護資格(ホームヘルパー・介護福祉士など)を持っている人が不足しているのではないものです。
有資格者が介護の仕事に従事していない。本人の理由もありますけど、正社員として雇用しない介護施設側の問題も大きいのではないでしょうか???

徒然なるままに書いてしまいました。
10年が経過すると、平均寿命は4.5歳伸びてきました。今後とも伸び事は考えにくいですけど・・・・
介護保険ができたのが平成9年です。
改正を繰り返して現在のようになっていますけど、平均寿命の伸びと要介護者の増加は考えられていない(机上の理論では考えられていますけど現実とは違います)

いつまでも介護の人材不足が続く原因を解決しないと現状は変わらないものです。
モットモ、法律を作るには有識者の意見を取り入れていますけど、介護の仕事をしている人ではないですから、有効な対策はできないのが当然かもしれません・・・・

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