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介護の日々の出来事

介護施設の高齢者は金ヅル?認知症があれば犠牲になりやすい

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受付嬢
介護施設(特別養護老人ホーム=特養)への入居者に対して、医師が過剰診療。

特養に入居している高齢者は社会的にみれば弱者と言えます。
介護職のイジメなどが問題になるのは、弱者という意識が頭の片隅にあるからではないでしょうか???

介護施設でのイジメと言っても「介護職VS入居者」「介護職VS介護職」「介護職VS管理スタッフ」など、様々な形があります。
イジメをする介護職員には、新卒から2〜3年経過した介護職が多いようです。
最初は、入居者に優しくできても、仕事上のストレスを入居者に向けて発散してしまう・・・・・ストレスを感じて退職・離職していく人も多いですし・・・

介護職同士のイジメの場合、経験の浅い介護職員が新卒の介護職員をイジメたり、中高年で転職して介護の仕事を始めた人をイジメたりします。
特徴としては、イジメる側が複数人、イジメられるのは1人か2人という構図が多いですね。
介護に限らず、学校でも会社でも同じことが言えますけど・・・・

転職経験があれば、我慢ができますけど、新卒の場合は性格などが表面出やすいのも原因かも。

今回取り上げたいのが「介護施設の入居者VS医師・医療関係者」です。
気になるニュースが↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
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認知症入居者に過剰診療か 家族了解なく毎日訪問 岐阜<朝日新聞デジタル 10月6日>

高齢者施設と診療所を運営する岐阜県の社会福祉法人が、認知症の入居者に対し、家族の了解を得ずに毎日のように訪問診療するなど過剰とみられる治療を受けさせていたことが朝日新聞の取材でわかった。
一部には架空診療の疑いもある。
いまの制度では、意思疎通が難しい施設入居者を訪問診療する場合、親族の同意を得ることが医師に義務づけられておらず、各地の施設でも過剰診療に歯止めがかかっていない可能性がある。
厚生労働省は調査する方針だ。
この法人が運営する岐阜県各務原市のケアハウス(定員50人)に、同市の女性(66)が昨年9月から今年3月まで入居した。
隣接の診療所も同法人が運営しており、そこから医師が入居者を訪問診療している。
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ペット
医療機関(診療所)と、介護施設(特養)の経営者が同じというケースです。
このようなケースは珍しくなく、病院に併設されているケースは多くあります。

介護施設の入居者が体調を崩したり、病気になったりすれば診療所から医師が駆けつけます。
一見すると便利なように見えますけど・・・・・

上の記事の場合、診療所の医師の得意とする医療分野は限られていますから、適切な処置ができるかどうか? 医師というと、医療に対して万能のように思われがちですけど、実は、守備範囲(得意分野)は意外と狭いものです。
逆に考えると、誤診を生みやすい環境とも言えます。

医師にとって、固定客がいるのと同じ事ですから、営業いらずの状態ともいえます。
毎日、訪問診療してもらえるのは信用できるように思われがちですけど、目的は診療報酬目当て??

特に、認知症がある高齢者の場合、自分で判断できない場合がありますから、医師にとって患者というよりも「金ヅル」に見えてしまう・・・・
偏見した見方かもしれませんけど、認知症の種類を正しく判定できる医師は、驚くほど少ないものです。

高齢者の医療負担の増加が問題になっていますけど、過剰診療や過剰投薬などは、金銭目的といわれても仕方ないものです。
なかなか、医師の判断に逆らう事ができる人はいないですから、医師のモラルや考え方次第ですね。

最近、テレビ「NHK・ためしてガッテン」で取り上げられたのが「第2の認知症」です。

「第2の認知症」というと、新しい認知症が発見されたのかというと・・・・・違います。
レビー小体認知症の説明でした。

介護施設の入居者に認知症がある場合、ほとんどがアルツハイマー型認知症という診断書になっています。
しかし、介護の仕事をしていると、幻視がある人も多く、便秘のある人も多いですから、レビー小体認知症のはずですけど・・・・

モチロン、介護の仕事において病名は重要ではないですけど・・・・ただ、アルツハイマー認知症に対しては「アリセプト」等を投薬すれば効果があるといわれますけど、レビー小体認知症に対してはアリセプトは効果がないにもかかわらず、投薬されているのが実態です。
薬の過剰投与!というよりも、認知症=アリセプト!という医師の思い込みです。
薬を誤って投薬しても、改善にはならないですし医療事故にもならない。

簡単に言えば、認知症の判断は、一部の認知症専門医を除けば間違って判定される事が多いのが現実ではないでしょうか・・・・
介護の仕事をしていれば、認知症の種類は医師よりも詳しいかもしれない・・・・かといって、診断できるのは医師だけですけど・・・

介護が必要になる人の多くには、認知症があるのが現実ですし、身体介護から始まって認知症が発症することもあるものです。
介護保険や介護福祉関係の法律の見直しや改定が行われていますけど、学識経験者が机上で論議してもわからない事が多くあるものです。

特に、低所得者と介護の関係については、現実離れしている・・・・
私が要介護者になったら・・・・介護を拒否して人生を閉じてしまいたい。

もっとも、それを決定するのは私個人じゃなくて、周囲の人間です。どのような結論になるか・・・
健康寿命の範囲だけ生きていたいものです(人によって考え方が違いますけど)

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