ケアハウスという暮らし方
ケアハウス! 正式には「老人福祉法」によって作られる「軽費老人ホーム」ですから、介護施設と違って介護サービスがついているわけじゃないけど・・・・
「介護付ケアハウス」というと介護施設になりますね。
「老人福祉法」に基づいて作られるが、ケアハウスや特別養護老人ホーム(特養)ですし「老人保健法」に基づくのが、老人保健施設(老健)ですね。
管轄する法律が違うし、介護の内容も違いますけど、現実は同じようなものですね(事業仕分けの対象にならないのが不思議!)
ケアハウスと言っても、施設の名称にはケアハウスという呼び方が無い施設が多いようですね。
特養の介護サービスが無い施設がケアハウスといえるかも・・・・
ケアハウスを簡単に言えば、「食事」「入浴」「見守り」などのサービスがあるワンルームマンション!
1部屋の広さは21.6u以上ですから、都市部のワンルームマンションより広めですね。
都市型ケアハウスは少し狭いですけど・・・・
ただし、食事は食堂で摂るし浴室は共同風呂ですね。
介護付きケアハウスというと、介護職員が常駐しているし、介護なしのケアハウスの場合は、訪問介護を受ける形になります。
ケアハウスは60歳以上であれば誰でも入居できますね。 自立した生活をする為に、比較的に要介護とも低めです(要介護1〜2程度)
高齢者の1人暮らしにはケアハウスは理想だけど、問題は要介護度が悪化したり、認知症が悪化した場合は退去させられる事です。
特養も待機者がイッパイだし、ケアハウスからは退去を要求されるし、介護難民状態になってしまいます。
介護認定・認知症レベルの認定などでは、介護者の有無などは検討材料になっていない! 同じ要介護度でも、家族と同居している場合と、1人暮らしでは条件が違うはずですけど・・・・
しかし・・・・ これが 法律なんです。
ケアハウスで、一生を終える事はできないから、退去を要求された時の事を考えておかなければならないのが、ケアハウスの見過ごされがちな問題点!!
特養なども要介護度が高い順に入居者を選んでいる傾向があります。要介護度が高ければ、介護報酬も高いし・・・・
理屈だけで言えば、高齢で1人暮らしが辛くなったらケアハウス!! ケアハウスで要介護度が重度になったら特養!!というように、繋がっていれば良いんですけど・・・・
高齢者介護施設と言っても「老人福祉法」「老人保健法」と2つの法律があるし、ケアハウスと介護施設との連携などは不十分だし、お役所の縦割り行政の影響が現れています。
テレビなどでは「幼稚園」と「保育園」の問題が取り上げられていますけど、介護施設の問題も早急な見直しが必要ですね。
ケアハウスと介護保険・あなたは「ひとり」で最期まで生きられますか?
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