介護予防に〜 歌でコミュニケーション 福祉音楽80曲【改訂版】
特養ホームからの手紙
人の立場を示す言葉に「上から目線」「下から目線」という表現があります。
介護が必要になった人間は弱者であり、介護をする人は強者なのか? 強者は弱者を上から目線で見ている・・・・人間の本能です。
要介護者を弱者として、哀れみの目線で見ていないか?????
介護の技術があって介護作業は上手でも、裏では文句や陰口を言っていないか??
介護職員と言っても様々の人間がいるし、慈悲の心を持った偉人でもないんです。 介護の技術があっても、裏では陰口や不平不満を言うのは仕方ない事ですけど・・・・
すべての職業において自慢できる人は、ほんの一握りの人たち。 一流企業の管理職の人たちくらい・・・・仕事をするに当たって、誰でも、満足感と同様に不満を持っているものです。
介護の場合は、不平不満・陰口を言う事でストレス発散になればいいけど、イジメ・虐待に繋がりやすいと言うリスクがあります。
介護職員が介護施設の入居者(利用者)に対して、イジメ・虐待をするということは、上から目線・強者目線で見ていると言う事です。 単純に言えば、弱い者いじめ!!
人間だけでなく動物でも自分より強い相手には従ってしまうと言うのは本能の1つ!! 大きな悪に立ち向かう正義の味方!!と言うのは幻想ですね。
理想と現実は違うし、理想は高くても向かい合うのは現実の姿です。(介護は高齢者を敬い人間らしい生活をサポートする事!だけど、介護は生活する為の収入が目的)
ボランティアは理想だけどボランティアでは生活できない! ボランティアをするには、生活にできた余裕の範囲でやる事! 余裕のない人にボランティア精神を求める事自体がおかしな話!
「上から目線」は「母性本能」と似ている。
子供を守りながら育てる事は母性本能! 女性なら誰でも母性本能があるの?
幼児虐待などが増えている事を考えると、母性本能も変化しているようですね。
介護は女性のほうが適性がある!と言うのはまったくの誤解に過ぎません。
母性本能は行き過ぎると、イジメや虐待に繋がりやすい・・・介護施設でイジメや虐待のがあった場合、ある傾向があります。
イジメや虐待の多い介護職員の性別・年代別を見てみると・・・・
20歳代の男性介護職員・20〜30代前半の女性介護職員に多いようです。 更には、学校を卒業して介護の仕事を始めた人たち(他の仕事の経験がない人たち)に多いようです。
介護の業界は一般企業と違い、年齢構成が特殊! 人付き合いも限られているし、介護の対象となる要介護者との年齢差は、50歳程度あるし・・・・一般企業では考えられない事ともいえます。
自然と上から目線で見てしまうのも仕方ない事かも・・・・上下関係・年功序列という、企業の仕組みを経験する事は人間形成の上でも必要では???
介護職員だけでなく介護行政も、要介護者を弱者として、上から目線で見ているのも現実ですね。
上から目線で見れば「介護は誰でもできる簡単な仕事」に見えてしまうから、待遇改善には繋がりませんね。
都市部と地方で介護職員の賃金格差があるのも不自然! 都市部と地方では、要介護者の生活権の価値が違うの?? 人間の命の価値にも都市と地方では価格差がありますね。
風の歌を聴きながら
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