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介護の日々の出来事

介護の仕事は、腰痛・肩こり・不眠症との闘い・・・・

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受付嬢
介護の仕事は3K
3Kばかりでなく、給料も安いから4Kかもしれません。
さらには、高齢の要介護者の中には、肝炎や結核菌を持っている人もいますから、感染するリスクもあります。

介護の仕事で、腰痛、肩こり、不眠症になる人は、普通の人よりも多いようです。
介護の資格といえば、ホームヘルパーです(四月から、資格の名称も内容も変わって、介護初任者研修になりますけど・・・)
ボディメカニクスなどで、力が少なくて済む介護のテクニックを学びます。
しかし、介護の現場では研修の際に習ったボディメカニクスでは、対応できない事も多くあります。

要介護者がジッとしていればいいですけど・・・・ベッドから車椅子への移乗(車椅子からベッド)の場合、自分のバランスだけでなく、高齢者の動きにも注意しなければならないですから、無理な姿勢になってしまう事もあります。
介護施設の利用者で認知症がある場合、移乗の際に動かれると無理な姿勢になってしまい、腰痛の原因になってしまいます。


介護職員1人につき、10人以上の要介護者を担当する場合が多いですから、負担が大きいものです。
ベッドから車椅子への移乗の際に、体に力を入れる事ができない要介護者は、重く感じます(例えると、柔らかいものを持っているようでバランスが取りにくいものです)

介護の仕事には、腰痛は付き物!!しかし、腰痛が原因で介護の仕事から離職していく人が多いという現実もあります。
腰痛だけでなく、腕にも力が必要ですから筋肉痛にもなるし、肩こり首こりにもなりやすいものです。

整体やマッサージに通うのもありますけど、治療費は自己負担だし・・・・・腰痛・肩こりなんかは、職業病みたいなものです。
ペット
疲れがたまって、夜勤が重なると、睡眠にも支障が出ます。不眠症というか、寝すぎるというか、体内時計が狂ってしまうというか、眠るにも苦労があります。

なかには、うつ病になる人もいます。介護でうつ病になっても職業病とは呼ばないですけど・・・・
介護の仕事をしていると、介護が原因の殺人事件や心中事件に敏感になります。
普通の人は、肉親の殺人は考えられない!!というでしょうが、長く介護が続くと、不安感が先立ってしまいますし、経済的に余裕が無ければ将来が見えなくなってしまいます。

介護は人へのサービス業ですから、感謝されれば嬉しいですけど、介護施設では介護を受けるのが当然!!という入居者も多くいます。
入居者の家族にとっても、お金を払って介護サービスを買っているようなものですから、表面上は感謝していても本音の感謝は、半分くらいかもしれません。

介護と腰痛!!(肩こりや首こりも)
腰痛の原因は重労働ですけど、骨格等への負担が大きい為に、神経や血管が圧迫され、自律神経失調症やうつ病などの精神疾患につながる事があります。

神経や血管は、体中がつながっています。腰は上半身と下半身をつなく部分ですから、背骨の周りには太い血管や神経が通っていますから、影響を受けやすいものです。
腰痛がうつ病や不眠症の原因とは断定できないですけど、原因で無いとも断定できないものです。

ただ、不眠症・うつ病になりやすい人には、腰痛・肩こり・首こりなどがある人が多いように感じます(学者で無いから統計ではなく感覚です)
要介護者のQOLも大切ですけど、介護職員のQOLも大事!!

他の施設で、実験的に介護ロボットが導入されています。
単純作業だけならロボットでも可能ですけど、臨機応変な対応は難しいようです。
いずれは、介護の世界もロボット化が進むんでしょうけど・・・・

介護も医療も、ヒヤリハットが大切!!
何気ない事の中からヒヤリハットするような事を予測できれば、介護職員も準備しやすいのですが・・・・

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高齢者の病気の種類

介護の現場で転倒事故が多いパーキンソン病です。

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受付嬢
パーキンソン病の人は、介護の現場だけでなく社会生活の中でも14万人がいるといわれます。
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パーキンソン病とは、動作が緩慢になり、手足の障害が起きる病気で震えや歩行障害が出ます。
筋肉が緊張状態になってこわばった状態になり、筋力低下も起きます。
外見的な症状としては、前傾姿勢になり歩幅が小さくなり歩く早さも遅くなりますし、足が上がらないために小さな障害物でもつまづき転倒の危険性があります。
障害物が無くても、クツが合わずに、転倒する事もあります。
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パーキンソン病には治療薬がありますから、定期的に服用する事で社会生活をする事ができます。
パーキンソン病治療薬としては、L-ドーパ←←←←←脳内に不足するドーパミンを補う薬。
ドーパミン・アゴニスト製剤←←←←←ドーパミンの働きを補う薬。
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介護が不要な人であれば、L-ドーパドーパミン・アゴニスト製剤を、1日3回服用すれば、日常生活をおくる事ができます。
問題は、L-ドーパパーキンソン病に対しては効果がありますけど中毒性があり、服用期間が長くなると効果の持続時間が短くなっていくという事です。
解決策としては、L-ドーパの服用を1日4回にするという方法も考えられますけど、ジスキネジアという副作用が起きやすくなります。

(ジスキネジア←←←←←自分の意思と関係なく手足が動いてしまう状態で、原因不明です。麻薬の中毒症状にも似ています)
ペット
パーキンソン病が完治できれば、ジスキネジア等の副作用は避けられますけど、現代医学では完治は望めないのが実情です。

パーキンソン病は治療はできるけど、完治する事はできない!!

L-ドーパを、朝昼晩の食後に服用する人が多いです。
しかし、薬の効果の持続時間を考えると、朝、起きる状態では薬が切れている状態になっている場合が多いものですから、介助が必要になります。

完治しない病気ですから、薬の服用期間が長い人も多くいます。
長くなれば効果の持続時間が短くなりますから、薬の効果がある時間帯と薬が切れている時間帯があります。

夕方の通勤時間に薬が切れた状態であると、車の運転はできませんし、人ごみの中を歩いて移動するのも危険が伴います。
また、夜間頻尿などがある場合は、薬が切れた状態ではトイレに行くことも困難になります。
リハビリパンツやオムツが必要になりますから、夜間・早朝だけ介護が必要になり、家族の負担も増えます。

睡眠時間は、疲労回復や自律神経などの回復の為に必要な時間ですから、夜間の介護は睡眠妨害になり、介護者の健康に悪影響があります。

介護施設の入居者の場合、家族介護が不可能になっている場合がほとんどですから、パーキンソン病だけでなく認知症もある場合が大半です。
平らな床でも転倒する危険がありますから、動作をサポートする必要があります。
夜間頻尿があれば、夜のオムツ交換も必要ですし、起床時にも転倒事故を防ぐ為に介助が必要になります。

介護の仕事ですから、当然の事かもしれませんけど、体が健康であれば体格もいいですから、力仕事になり重労働です。
介護職員の離職原因は、昼間の介護よりも、夜間の介護に起因することが多いものです。

パーキンソン病・認知症など、高齢者の病気は脳神経にあることが多いですから、医療技術の進歩によって完治を目指す事が望まれます。

夜2回以上トイレに行く「夜間頻尿」に小林製薬 ユリナールJ 72錠 【第2類医薬品】 02P18Dec12
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介護の日々の出来事

介護を漫画で知るには読んでみたい「ペコロスの母に会いに行く」

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受付嬢
高齢社会になっている今、介護問題は避けて通れませんね。
誰もが「介護など家族や人の世話にならずに人生の終末を迎えたい」・・・・と思いつつ、身体的な問題は医療技術で解決できても、認知症は避けられないものとも言えます。

本人の意思とは関係なく、加齢と共に記憶力や判断力は低下します。外見ではわからないのが「認知症」です。
加齢・老化現象による「物忘れ」なのか?それとも「認知症」なのか?

身体的な老化は見えますけど、脳の機能はわからないものです。
介護問題を取り上げるテレビ番組や、雑誌・新聞の記事は多いですけど、専門用語が出てきますから介護職などの介護業界の人でなければ理解できないのも現実です。
文字や言葉で介護するよりも、日本には漫画という手法があります。
Eテレの番組「ハートネットTV」は高齢・介護問題を取り上げています。その中で紹介されたのが認知症漫画「ペコロスの母に会いに行く」です。

田舎に住んでいると、小さな本屋さんしかなく見た事がなかったのですが・・・・ネットで注文して読んでみました。

プロの漫画家の作品ではありませんから、絵のキレイさ・ウマさでは見劣りする部分があります(作者の岡野さんは一生懸命に書いています)
介護を知らない人にとっては、空想の世界に見えるかもしれませんけど・・・・
ペット
しかし、漫画と言っても想像の世界ではなく、 岡野雄一さんの現実の世界を表現しています。
漫画の内容以上に、現実は厳しいと思いますけど・・・・・
介護を漫画にするという 岡野雄一さんの感性はすばらしい(個人的な評価です)

硬くなりすぎないようにユーモラスに描いていますけど、これは読者への配慮ですね。
映画化の予定もあるようです。

高齢になって認知症になるのは避けられない事ですけど、周りにいる家族や介護スタッフが、正面から向き合う事が必要です。
介護施設などで、介護職員による虐待・イジメなどの事件にも、要介護者が認知症である場合がほとんどです。
介護職員の離職の原因の1つが、認知症介護の厳しさです。
正常であるという事は、過去の上に現在があることであり、未来に続いていく事です。

過去の記憶が連続しない認知症の人にとっては、現在がすべてかもしれません。「今、一瞬を生きていく」のが認知症と言えるかもしれません。
今の高齢者は、戦中・戦後の激動の時代を生きてきた人が多いですから、私たちとは違う苦労をしています。

モチロン、若年性認知症などの人もいますけど・・・・
溜まり過ぎた人生の苦労の記憶を少しずつ、記憶から削って、楽になっていくのが認知症の効果と考えれば、認知症も否定できないですね。

ペコロスの母に会いに行く」は、認知症の現実を知るには一読しておきたい漫画です。

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団塊世代と介護の関係

男性の社会参加が介護問題を解決する!介護も発想転換が必要です。

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受付嬢
介護の人材不足や、介護職の離職率の高さなど、数多くの問題が指摘されています。
問題が指摘されてから10年以上が経過していますけど、行政の方針も見直されていのすけど、改善の兆しは見えないものです。

結局、問題を表面から見るだけで本質が理解されていないのが原因ではないでしょうか・・・・・
行政の担当者・学識経験者などが議論をしても、介護に従事しているのではないですし、介護の経験が無い人が参加しても本質は見えないものです。
机上と統計による理論!! これは、介護に限らずすべての事に共通する事ですね。

団塊世代の大量退職が始まって、要介護者が増えることが予想されます。
しかし、発想を変えれば介護問題を解決する事も可能です。

もともと、介護問題には「日本人の寿命の長寿化」と「人命の尊厳」があります。
発展途上国では、寿命が短いですから介護の期間も短いですし、大家族制になっている場合も多く、介護は家族・地域で行うものです。(介護という言葉も無いですけど)
人命の尊厳と言いつつ、延命措置には高度な医療機器が必要ですから、日本を始めとした先進国でのみ行われている傾向があります。

団塊世代の大量退職によって、要介護者の増加が予想されます。
現在の60歳定年制において、定年しても元気な高齢者は多いものです。
高度成長期を支えてきた人たちですから、若い人に比べても色々な方面で、遜色ない働き方ができます。
団塊世代の高齢者は、競争社会に生きていましたから好奇心も強く、向上心も高い人が多くいるのが特長ともいえます。

定年退職した高齢者を、いかに社会参加させて活用するかが求められています。
一方で、定年の延長の議論もされていますけど、若者の雇用や会社組織のあり方などを考えると、社会全体のメリットは少ないように感じます。
同じ仕事を続けるには、同レベルのスキルの維持が必要です。
しかし、維持するだけでは将来が見えない!!定年年齢より先にスキルアップを期待できる人は少ない・・・・
ペット
男性にとって定年後は、ライフスタイルが180度変化するといえます。
会社の仕事がなくなれば、昼間の時間帯が空きますけど、する事がない!!
仕事に対しての情熱は、仕事がなくなれば無くなってしまいます。
メディア・雑誌などでは、趣味を作る!といっていますけど、高齢になってから趣味を見つけるのは、想像以上に大変な事です。

60歳定年から年金支給の65歳までの間は、無収入になりますから、お金の不安もあります。
昔は、平均寿命が70歳程度でしたから、60歳から年金支給があって不安も少なかったのではないか? 祖父母の時はそうでしたけど・・・
結局、会社の人間関係がなくなると孤独になり、引きこもり状態になって認知症が発症しやすくなるという悪循環になりやすいものです。

60歳を過ぎても男性以上に元気なのは、高齢者の女性です。
ボランティアをはじめ、カルチャースクールなどへの参加など、活動的です。
若い人よりも自由になるお金も持っていますし、余命も長いですから当然かもしれません。

女性が男性をリードして社会参加すれば、キルを生かせる場にも遭遇しますし、趣味はなくても活動的になり、新たな生きがいが出てくる可能性もあります。
生きがいがあるという事は、認知症の発症リスクが減る事にもつながりますから、社会福祉にかかる費用軽減にもなります。

ボランティアをイメージしがちですけど、小額の賃金があることで高齢になっても豊かな生活ができる事も大きいものです。
無償と有償では、モチベーションが違うものです。

高齢であっても元気な人であれば、介護の仕事も可能なはずです。
しかし、高齢であるという理由だけで、介護職の採用が無い!!という現実も否定できません。
そこには、介護の仕事も営利目的である事が原因となっています。

しかし、団塊世代の高齢者が要介護者になって社会負担が増えるデメリットよりも、できる範囲で働き続ける事によって要介護者が減る事のほうがメリットとして上げられそうですけど・・・・
国家資格があるという事は、介護は技術!!といっているようですけど、介護は人間性が求められますし、社会経験が生かせる場とも言えるものです。

発想を変える事によって、介護だけでなく色々な社会問題を解決する方策を立てることができそうです。

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