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胃ろうと介護

「胃ろう」と介護の考え方が見直されています。生命の尊厳とは・・・

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受付嬢
口から食べられなくなった時に、医師が進めるがままに「胃ろう」を作ると、延命になります。
健康な状態で延命できればいいのですけど、現実は徐々に衰えていって、長期間の介護か必要になります。

特に寝たきりの状態になって「胃ろう」を作った場合は、延命になるかどうかは疑問がありますし、本人が望んでいるかどうかにも疑問があります。
医師にとっては「胃ろう」を作る事を進めますけど、本人や家族の負担が増えることまでは考慮していないのが現実です。

口から食べ物を摂取しない事は、唾液の分泌が減る事になり、口から入る細菌・ウイルスへの抵抗力が低下しますから、感染症のリスクが高まる事も考えられます。
胃ろう」のメリットデメリットがわかっていても、感情的な部分もありますから一概に判断できない事も多いものです。

そんな中、日本老年医学会で発表された指針案に注目です。
胃ろう」が普及し、認知症末期の寝たきりの患者でも、何年でも延命し介護の負担が増えているというものです。
ペット
医療現場の考え方と、介護現場の考え方に差がある現状がクローズアップされています。

今回発表された指針は、法律ではないですから拘束力を持つものではないですけど、参考になりそうです。
医療では延命が最優先されてきましたけど、「胃ろう」を作る事による家族や介護の負担も取り入れて検討するという事です。

認知症があれば、本人の意思ではなく「胃ろう」が作られているのが現実といえます。
本人ではなく家族の判断ですから、本人の意思の尊重をしているとはいえない部分があります。

昔であれば、食べる事ができなくなったら人生の末期!と考えられていましたし、介護の負担も少なかったように思われます。
介護にかかる経済的負担や精神的負担を考える事は、同じ命の重さを考えれば、当然の事かもしれません。

命の重さは同じと言いつつ、要介護者の延命が優先されているのは、医療の敗北を敬遠したいという医師の考え方が優先している事といえます。

最近、エンディングノートを書く人が増えています。
自分の財産や人間関係から始まって、葬儀のスタイル・終末期の対処などを、まとめておくメモです。
ほとんどの人は、無意味な延命を望まなくなりつつありますから、医療界がついてきたという状態ですね。

「胃ろう」と介護の考え方「胃ろう」のセカンドオピニオン不要な「胃ろう」「胃ろう」と寝たきりの介護「胃ろう」を作る原因「胃ろう」の不都合な現実
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胃ろうと介護

「胃ろう」の是非の判断にはセカンドオピニオンも必要です。介護の負担が増える結果も知っておきたいものです。

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受付嬢
脳梗塞などの後遺症によって麻痺が生じ、口から食事ができなくなった場合、「胃ろう」を作るケースが多く見られます。
自分で食事ができなくなった場合、介助が必要になりますから家族も大変ですし、介護施設の利用もできない場合が多くあります。

栄養摂取の方法としては、鼻からチューブを挿入する方法や静脈への点滴がありますけど、病院以外では対処が難しいものです。
医療行為になれば、医師・看護師でなければ対処できませんから、在宅介護や介護施設では生活するのが難しくなります。

若い人であれば、回復が期待できますけど高齢者の場合は、回復する可能性が低くなるものです。
鼻からチューブを挿入して場合、無意識のうちに、抜いてしまう人も多いようですから、ベッドなどに拘束される場合もあります。
(介護施設の場合、拘束は禁止されていますけど病院では禁止されていない(原則は禁止ですけど)のも、矛盾しています)

療養病棟に入院している間は医師・看護師の管理下にありますから、問題も少ないですけど・・・・
療養病棟に入院できる期間は、約3ヶ月ほどに限定されています。というよりも、健康保険への請求できる点数が下がってしまいますから、病院経営にも関係してしまうものです。
長期入院を減らすのは、国の方針!!医療費の削減の為。だけど、高齢者にかかる医療費は、ガン治療や重大な手術に比べれば安いのですけど・・・・

半強制的に病院を退院させられる時に医師が提案するのが「胃ろう」を作ることです。
胃ろう」を作れば、在宅では無理でも介護施設を利用できるようになります。
長期入院できる病院や施設もあります。

しかし、「胃ろう」のメリットデメリットを知ることも大切です。
確かに、医師と患者の立場を考えれば、医師の提案を断るのは難しい・・・・

冷静に考えれば、医師は技術職のように思われていますけど、医療サービスを行っているサービス業です。
サービスを受けるのに、色々なショップを比較するように、医師を比較する為に、セカンドオピニオンを聞くのも1つの方法です。

セカンドオピニオンには、カルテなどの資料が必要です(位置から診察すると高額な費用が発生します)
できれば、紹介状を書いてくれるような医師は信頼できます。

自分の判断に自信があれば、セカンドオピニオンを受けるようにするのが本来の医療サービスですから。
ペット
胃ろう」を進める医師は「口からの食事ができるように回復すれば外せます」といいますけど、現実的ではないし・・・・
口腔ケアやリハビリなどを行って「胃ろう」を外せるのは、10%程度と言う数字は示されない場合が大半です。

高齢者に「胃ろう」を作ったケースで、認知症が進行する場合が多いといわれます。
口から食事をするということは、口周りの筋肉を使いますし、顎の骨は頭に繋がっていますから、脳への刺激にも繋がります。
口周りの筋肉が衰えると、血流も低下します。心臓から送られる血流は顎や口周りを経由して脳に送られるようになっています。
筋肉が衰えることによって、必要な血流が少なくなり、脳への影響も出てきます。

また、口から食事をしない場合、唾液の分泌も少なくなりますし、口腔ケアの回数も減ります。
口から入る細菌・ウイルスなどを防御する唾液が少なくなるということは、病気や感染症への抵抗力の低下にも繋がります。

胃ろう」を作ることは、延命措置にもなります。
ただ、食事以外が自立していればいいのですけど、寝たきり状態になった場合でも、栄養摂取が続けば、介護期間が長期化しますから、家族の負担も増えてしまうことも知っておきたいものです。

寝たきり介護を続けても長生きしてほしい! と、考える人もいれば、寿命だとあきらめる人もいます。
家族の考え方次第です。

介護の立場で考えるのとは別に、「胃ろう」を作った本人が、寝たきり状態で家族の負担を望むかどうか?
寝たきり介護を受けている高齢者は、認知症が進行して判断できないケースが多いですから、本音を聞くことはできません。

少なからず自立できない場合、延命措置をとることは個人の権利を尊重しているとは考えにくいものですけど・・・・

胃ろう」の介護をした経験者は、自分の時は「胃ろう」を作ることは拒否したいと感じる人が多いようです。
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胃ろうと介護

不要な「胃ろう」を作るケースも。介護現場における「胃ろう外しプロジェクト」があります。

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受付嬢
胃ろう」には、メリットデメリットもありますから、正しい知識を持つことが大切です。
医療的に「胃ろう」を作ることによって、栄養摂取が楽になるし、誤嚥性肺炎のリスクも減らせます。
介護面で言えば、寝たきり状態になった時に介護の期間が延び負担が大きくなります。

胃ろう」を作る目的は健康な状態に回復するまでの応急措置と言われますけど、高齢者の場合は回復する可能性は低いのが現実です。

特養などの介護施設で作る全国老人福祉施設協議会が進めているのが「胃ろう外しプロジェクト」です。
胃ろう」を作った人に対して、口から食事ができるようにするというプロジェクトです。

すべての人の「胃ろう」が外せるわけではありませんけど、喉や歯の状態をチェックして、可能性を探るものです。
介護食として「キザミ食」や、柔らかい食事に限られますけど、口から食べることができるようにするのが目的です。

寝たきり介護や終末期になると回復は難しいでしょうけど、体力があればチャレンジする価値があります。
最初はゼリーやキザミ食と「胃ろう」を併用しながら、徐々に口からの食事に変えて行きますけど、根気も必要ですし、すべてが成功するとは限らないものです。

胃ろう」を作る要因として、脳梗塞などにより半身麻痺全麻痺が上げられますけど、トレーニングすることで機能が回復することも考えられます。
利き手側に麻痺が起こった場合、最初は箸やスプーンの使い方から始めなければなりません。
ペット
手を使って食べるお菓子は大丈夫だけど、箸やスプーンを使って食べる食事は無理!!と言う人も多く存在します。

現実の数字として「胃ろう」を作った人が、口から食べることができるようになる可能性は10%程度だといわれています。
本人の努力も必要ですし、周りの人が根気強く対処し続けることも大切です。

「食べる」という行為は、当たり前のように感じますけど、幼児期の成長過程と同じように体に覚えこませる必要があります。
「胃ろう外しプロジェクト」が成功するかどうかは、介護の負担の問題もありますし、本人のQOLへの意識もあります。

結局、「胃ろう」を作って食べることができない場合、周りから重症患者とみなされ、外す努力がなされていない現実もありそうです。
ちなみに、沖縄県の介護施設では「胃ろう外しプロジェクト」に参加した全員が、「胃ろう」を外したという実績もありますから、取り組んでみる価値がありそうです。

ただし、「胃ろう」に対して熟知した医師などの指導が必要ですから、医師の確保が障害になることも考えられます。
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胃ろうと介護

「胃ろう」と介護!寝たきりの要介護者には「胃ろう」は残酷な仕打ち!!

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胃ろうという選択、しない選択 「平穏死」から考える胃ろうの功と罪
受付嬢
要介護者と一口に言っても、症状は様々です。
一見すると健常者に見える人もいれば、寝たきり状態で植物人間状態になっている人もいます。

現在、26万人が「胃ろう」を作っているといわれますから、治療法としては一般的になっています。
栄養補給といえば、「胃ろう」だけでなく、鼻からチューブを入れて栄養剤を注入する方法もあります。
また、点滴のように血管に、直接水分や栄養剤を注入する方法もあります。

胃ろう」にするメリットとしてあげられるのは、食物(といっても液体みたいなもの)を、直接、摂取できることですし、口から食事をすることも可能なことです。
食事以外では、入浴時などに衛生面のケアをするだけで、通常の生活をすることが可能です。
特に、嚥下障害がある場合、誤嚥性肺炎のリスクを減らせることも、メリットとして上げられます。

また、療養病棟に入院しなくても、自宅や介護施設での生活も可能になります。
胃ろう」にはメリットばかりが強調されますけど、デメリットを知ることで、「胃ろう」を作るかどうかの判断をしたいものです。
医療面でのメリットと、要介護者のQOLの維持、介護する家族の負担などを総合的に判定することが必要になります。
ペット
胃ろう」を作る症状としては、食欲不振による栄養不足や誤嚥性肺炎などで、医師から勧めれることが多いようです。
医師の説明によると「応急処置として「胃ろう」を作って、健康になってら、閉じればいい」といわれますけど・・・・

若い人であれば、健康な状態になることが可能であっても、高齢者が元に戻る可能性は、きわめて低い!!
特に、寝たきりに近い状態の要介護者に「胃ろう」を作る場合、延命措置と言っても、過言ではないようです。
胃ろう」を作った場合での延命期間は不明ですけど、1年未満といわれます。

口から食事をしないことによって、口周りの筋力が低下して、認知症が進行したり、口腔ケアの頻度が減ることにより、唾液が減り感染症や肺炎のリスクが高まるという説もあります。
(もっとも、医師は説明しないようですから、デメリットの知られていない部分です)

研究機関の調査によると、寝たきりの要介護者に「胃ろう」を作っても、余命は1年未満ですし、肺炎・感染症になる割合が80%に達するといわれます。
さらに、体の代謝が低下している状態で栄養を過剰摂取することにもつながり、「むくみ」などが出やすくなり身体的な負担が増すという報告もあります。

QOLの維持が目的でありながら、身体的苦痛を招くということは知られていない部分です。
テレビなどでも、介護の話題があがることが多いですけど、「胃ろう」の介護の経験者の大半は、「胃ろう」を作った事を反省している結果も出ています。

結果として「自分が口から食事ができなくなっても「胃ろう」にはしたくない!!」という意見が多く聞かれます。
医療的には成功事例でも、個人の生存権を考えたら、失敗事例になるものです。

医師は「死亡」を避けたら成功ですけど、患者には「苦痛を感じる延命」は失敗となるものです。

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胃ろうと介護

「胃ろう」を作る原因は、医師の知識不足?介護の知識不足?薬害で「胃ろう」がつくられているかも

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受付嬢
介護の現場で食事は、楽しみに1つです。
食事介助するのは大変ですけど、隔離された生活の中の楽しみ!と思えば「胃ろう」を作るよりも、生きがいを感じるのかもしれません。

要介護者の場合、認知症がある人が大半ですから言葉による表現は難しいですけど、表情には感情表現があります。
介護施設に入居している要介護者は、複数の薬を服用している人が多くいます。
アリセプト(認知症治療薬)」「高血圧」「低血圧」「栄養剤」「抗うつ薬」「糖尿病治療薬」などの薬があります。
不眠症が続く場合は「睡眠導入剤(睡眠薬)」を使用する場合もあります。
健康な若い人から見れば、薬漬けの状態になっている場合もあります。

介護施設に入居して適応できない場合、食事が少なくなったり、嚥下障害がおきたりするものです。
治療のために、病院に行くと・・・・CT等をとっても異常がないし・・・・しかし、食事ができないし・・・
結論として、「胃ろう」を作って、栄養摂取するように勧める医師も多いものです。
高齢者の嚥下障害を真剣に探して解決するよりも「胃ろう」を作るほうが解決しやすい・・・・・

高齢者の場合、一時的な栄養摂取のために「胃ろう」を作った場合でも、健康になって食事ができるまで回復する可能性は低いものです。
逆に「胃ろう」を作ることによって、食事の楽しみも無くなり、認知症の進行や「ボーッとした生活」「寝たきり生活」になってしまうことも数多くあります。
ペット
糖尿病・高血圧・持病などで、多数の薬を服用することで、予想できない副作用が出ているのかもしれません。
「薬の飲み合わせ」について、副作用の出方などが解明されているとは限りませんし、副作用には体質との関係があり、個人差がありますから医師でも判断できないのが現実です。

こんな場合、医師よりも薬剤師の方が詳しいのかもしれませんけど・・・・
介護の現場には、薬剤師まではタッチしていないのが現実!!

そもそも、薬の効果と副作用について関係する内臓は肝臓・腎臓がメインといえます。
高齢になると代謝機能が低下しますから、肝臓・腎臓の機能も低下するといえます。
数種類の薬を分解するに当たって、肝臓などの機能が低下すると、薬の分解時間が長くなり、薬の成分が蓄積した状態になると考えられます。
薬には効果の持続時間が有ります。24時間の効果がある薬でも、カンゾウ・腎臓の機能が弱まっていたら、想定される硬化時間よりも、長く効いているものです。
前の薬が効いているのに、更に薬を服用することは効き目が強くなったり、副作用が大きくなったりすることが考えられます。
薬には効果的な成分もありますし、副作用もありますから、副作用が蓄積すれば、毒がたまることとも言えます。

結果として、認知症が進行したり、嚥下に使う筋肉の機能が低下することも考えられるものです。
複数の薬を服用している要介護者でも、薬をやめたり減らすことによって、体調がよくなったり、頭がスッキリしたり、嚥下障害が改善したりすることもあります。

嚥下障害=「胃ろう」というよりも、原因を把握することへの努力と知識が必要です。

高齢社会になって、要介護者が増えることが予想されますし「胃ろう」を作る人も増えます。
しかし、老人医療に精通した医師が増えることは想定しにくいものです。

医師に「胃ろう」を作ることを勧められた場合、患者(家族)としては断りづらいものですけど、嚥下障害の原因や、胃ろうのメリット・デメリットを、知っておく事が大切です。
一時的な対処として「胃ろう」を作ってしまうと、改善への努力を怠ることにも繋がってしまうことも認識したいものです。

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介護が原因の事件簿

介護殺人事件!あってはならない現実!介護の現実とは・・・

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受付嬢
介護施設に入居する要介護者が焼死するというショッキングなニュースです。
介護が原因で殺人事件や心中事件はおきていますし、介護者が「うつ病」になる事も知られています。
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ベッドに放火、入居者殺害容疑 介護福祉士逮捕 広島<朝日新聞デジタル 1月18日配信>

広島市東区の高齢者施設で昨年12月、入居者のベッドに火をつけて殺害したとして、広島県警は17日、施設で働いていた広島市東区戸坂千足1丁目の介護福祉士、入沢亜加音容疑者(21)を殺人と現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕し、発表した。
「間違いないが、殺すつもりはなかった」と一部容疑を否認しているという。
広島東署によると、入沢容疑者は昨年12月5日午後6時半ごろ、広島市東区戸坂大上4丁目の「ホスピス・ナーシングホーム クリーム」内で加登久恵さん(当時85)=広島市安佐北区=のベッドの布団にライターで火をつけ、寝たきり状態だった加登さんを殺害した疑いが持たれている。
加登さんは全身にやけどを負って約24時間後に死亡。
死因は焼死だった。
入沢容疑者は昨年5月から同施設で働いており、「人間関係などのストレスがあった」などと供述しているという。
県警や市東消防署によると、この火災で鉄筋3階建ての2階部分にある加登さんの個室の電動ベッドと天井や内壁など周辺約10平方メートルが焼失。
職員らが消火器を使って消火したが、加登さんが死亡したほか、消火に当たった職員2人がやけどなどを負った。
ベッド周辺の焼け方が激しく、周辺に火の気がないことなどから、県警は発生当初から放火とみて捜査していた。
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ペット
介護のプロと言われる介護福祉士による放火殺人です。
介護福祉士の資格があるとはいえ、21歳という年齢を考えれば介護の実務経験は少ないようです。
高校を卒業して福祉専門学校2年間通えば、介護福祉士の国家資格がもらえます(今後は、資格の要件に変更がありますから違うようになります)

学校卒業して介護の仕事を始めた場合、介護施設という狭い社会だけの経験しかないですから、我慢する事や複雑な人間関係を経験していないのかもしれません。
まして、要介護者が85歳で介護者が21歳!という年齢差が有りますから、ゼネレーションギャップによってストレスがたまりやすいものです。

多分、普段は真面目に仕事をしていたのでしょうけど、精神的に不安定になっていて、発作的な行動かもしれません。
うつ病」になる手前まで不安定な状態だったかもしれません。
介護の仕事中に、ライターを持ち歩いていたのか、目的があってライターを持っていったのかは不明ですけど・・・・・
介護施設内は禁煙になっている場合が多いですから、普段からライターを持ち歩いているのは疑問があります。

ほとんどの介護施設でも起こりうる可能性があります。
現実に、介護施設に入居している要介護者が不機嫌だったり、食事介助や入浴介助などで行為を拒んだりすれば、腹が立ちますし言葉も強くなってしまいます。
中には、手を上げる介護スタッフがいる事も否定できないものです。お互い人間ですから、感情的になってしまう事もあります。
要介護者からの暴力もありますから、つい、手が出てしまう事があるのも否定できないものです。
ただ、暴力・虐待とまではいえない範囲にとどめるのが仕事です。

私の個人的な意見として、介護の仕事を始めるには、一定の社会経験も必要なのではないか?と思っています。
私自身、転職して介護の仕事を始めましたから、他の仕事の内容も知っていますし、人間関係の複雑さ・セクハラ・パワハラのような状況も経験しました。
色々な経験をする事によって、我慢したり感情をコントロールすることを覚えます。

高卒で福祉専門学校卒で、介護の仕事しか知らなければ、我慢や感情のコントロールを身に付けるには、一定期間が必要になります。本などで覚える知識というよりも、経験して覚える知識といえる部分ですね。
介護施設の求人を見ていても「年齢不問」とはなっていても、中高年よりも若い人を採用しています(年齢不問というのは、現実的ではない)
定職経験のある中高年の人のほうが、介護には適性があるといえます。

介護技術も大切ですけど、人間相手のサービスですからコミュニケーション能力などの人間関係に順応する事が大切です。
若い介護職員の退職よりも、中高年の退職のほうか少ない、という現実は、あまり知られていないですけど、社会経験の有無が転職・退職の判断材料になっていそうです。

介護職員不足がクローズアップされていますけど、中年の介護職員を採用しない、介護施設の運営者の考え方を変える必要があるのかもしれませんね。

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介護施設・在宅介護・介護用品

「ワタミの介護」でも、介護スタッフが不足? 有料老人ホームのスタッフは恵まれているようですけど・・・

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受付嬢
介護施設に入居している高齢者は、認知症をはじめとして様々の症状があります。

脳梗塞などで、右・左・下半身などに半身麻痺があったり、持病があったり、パーキンソン病の症状があったりします。
介護スタッフは要介護者に対して、同じような介護をするのではなく、個別にオーダーメイドの介護が必要になります。

ある意味で言えば、患者を診る医師のような仕事ですけど、3Kと言われるような仕事の現場です。
介護の仕事をしていて気になっているのが、気分的に落ち込んだ「うつ病」のような症状が出る人が多いことです。
特に、入居者の持病が悪化していたり、徘徊が多い場合は、神経を使いますから疲れも大きくなり、夜勤明けなどの時には、脱力状態でやる気が起きない・・・・金属疲労ならる勤続疲労!!

介護職員の退職転職が多いのを実感してしまいます。
介護職員の離職率は、16%といいますけど、介護施設によっては20%程度ありそうです。
介護の離職で見落としがちなのは、パート・派遣職員などの、施設に直接雇用がなされていない場合、契約期間が過ぎれば、契約満了!!
というよりも、解雇!! 「かいご」で「かいこ」というシャレにならない状況が存在する事です。 そう意味で言えば、介護施設はブラック起業にリストアップされても仕方ないのかも・・・・

そんな中、「ワタミの介護」といえば、有料老人ホームなどの介護施設や訪問介護、宅配弁当(ワタミの宅食)など、高齢者向けの事業を展開しています。
ワタミの運営する施設での死亡事故の話題です。
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<介護施設>東京・板橋で女性水死 職員が入浴時放置<毎日新聞 1月12日配信>

居酒屋チェーンなどを展開する「ワタミ」(東京都大田区)のグループ会社「ワタミの介護」が運営する板橋区の介護付き有料老人ホーム「レストヴィラ赤塚」で昨年2月、運動障害を起こすパーキンソン病の女性(当時74歳)が入浴の際、付き添いの職員が1時間半にわたって風呂場を離れ、女性が水死していたことが分かった。
施設側は当初、遺族に病死と説明していた。
警視庁高島平署は業務上過失致死容疑で捜査を始めた。
女性の長女(47)によると、女性は09年にパーキンソン病と診断され、10年12月に施設に入所。昨年1月末ごろからは施設内で転倒を繰り返していた。
事故は昨年2月16日に発生。女性は午後2時15分ごろから入浴し、午後3時40分ごろ、風呂場で心肺停止状態で発見された。
介護保険法に基づく施設サービス計画書では「本人の様子を見ながら必要であれば洗身、洗髪を行う」などと規定されているが、職員は入浴中、一度も女性の様子を確認しなかったという。
施設側は事故後、遺族に「10分間、目を離した間に心肺停止になった。病死の可能性が高い」などとしていた。
しかし、高島平署が施設内の防犯カメラを調べたところ、虚偽の説明だったことが判明。死因も水死と分かった。
施設側はその後、「ほかに入浴者がおり、手が回らなかった」などと釈明した。
女性の長女は「ずさんな施設に母を入所させてしまったことが悔しくてならない」と涙ながらに語った。
高島平署は施設側に過失がなかったか、当時の状況や職員の体制などを調べる。
ワタミの広報担当者は「警察の捜査に全面的に協力しており、コメントは差し控えたい」
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ペット
ワタミの介護」は、CMなど知られていますけど、介護施設が全国にあるわけではないですね。
ただ、有料老人ホームであれば、特別養護老人ホームや老人保健施設に比べれば、介護スタッフなども充実している印象があります。

入居費用が高い分、建物も豪華ですし、介護スタッフの待遇(特に給与面)も良いと聞きます。
有料老人ホームは、入居費用・家賃・食費が高い分、誰でもが利用できない!!有料老人ホームと言っても、介護付きと介護別があるのは、意外と知られていない。

今回の女性が浴槽で水死した事故は、介護の仕事をしていれば、誰でも遭遇する可能性があります。
事故が起きないようにするのは「介護の仕事」としては当たり前の事ですけど、数人の介護スタッフで数十人の要介護者を見ている状態では、目を離す時があるのが現実です。
介護スタッフが、入浴者を忘れてしまっていた・・・というのが原因と言う事例です。

私の勤めている施設では、介護スタッフ4人で、入居者30人の入浴をサポートしてます。
男女で別々に入浴しますから、分単位での入浴です。
半分、自立したている人もいれば、半身浴の人もいれば機械浴の人もいます。
車椅子での移動が可能な人もいれば、ストレッチャーが必要な人もいます。

脱衣して、入浴して、体を洗ったり洗髪したり、着衣したり、移動したり、戦場のような状態・・・・戦争は知らないですけど・・・

有料老人ホーム「レストヴィラ赤塚」の事件は、事故があったのは仕方ない? と容認はできないですけど、同情の余地はあります。
問題は、遺族に対して「事故を病死」として、説明していた事です。
有料老人ホーム「レストヴィラ赤塚」は、ワタミが運営していますから、入居者の遺族にとって、信頼できる施設だったでしょうけど・・・・
「ワタミの介護」といえば、ブランド力がありますし・・・・

介護の仕事に限らず、虚偽の説明をして保身を図った事は、重大な問題といえます。
多分、担当していた介護職員は懲戒解雇だろうし、施設の責任者も責任を問われるだろうし・・・・

しかし、介護スタッフの人員不足に対しての問題が追及されていない・・・・つまり、同様の事故が起きるリスクに対して、対処されていないのが問題です。
そもそも、パーキンソン病の要介護者の場合、1人で入浴して大丈夫?なのでょうか・・・

パーキンソン病にも症状の程度に差が有りますから、なんともいえないですけど・・・・・突然、手足が震えだしたり、発作が置きやすいので、溺れないように小型の和式の浴槽を使用すべきでは・・・・
こんなよく沿うがあります↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

浴槽の外寸は、90cm*70cm*高さは65cm(埋め込み式)です。内寸は、80cm*60cm*深さ60cm程度です。

大きな人が入るには小さいけど・・・・滑ったりしない、和式の浴槽です。家庭内での入浴中の事故に対応できるアイテムですから、介護施設などでも豪華さよりも、利便性・安全性を追求して欲しいものですね。

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介護施設・在宅介護・介護用品

介護施設と地域との交流!介護スタッフのスキルも磨かれる

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受付嬢
介護施設は必要だけど、自分の住む地域には欲しくない!
介護施設は、地域にとっては迷惑施設として見られているようです。

介護施設にも、グループホームや小規模多機能施設、特別養護老人ホーム(特養)、有料老人ホーム、老人保健施設(老健)等がありますし、デイサービスや訪問介護の施設もあります。
グループホームは、住宅を改造したような施設も多いですけど、地域の町内会、自治会への参加もないですから、地域住民との交流も少ないのが現状です。

デイサービスの場合、多数の車が出入りしますから、道路状況によっては安全面を考慮して敬遠されがちです。
特養老健の場合、利用者の人数が多く、介護スタッフも多いですから、建物も大きいですから、広い土地を確保するには、市街地では難しいと言う事情もあります。
結果として、町外れの田んぼに囲まれた土地や山のふもとに建てられることが多いようです。
そんな事情もあって、地域との交流は少なくなってしまいます。

地域との交流が少なくなると、台風・地震などの災害のときにも、地域の人の協力が期待できなくなります。
介護施設に勤める介護スタッフも、地域の住民でなく通勤していますし、外部との交流がないですから、地域の人たちとは疎遠になってしまいます。
結果として、地域の人にとっては、迷惑施設として捉えられてしまうものです。
ペット
高齢社会になっている現在、介護施設も地域の住民への開放が期待されます。

特養・老健等の介護施設と、幼稚園・保育所を併設する方法もあります。少子化で利用者が集まらなければ、集会場・喫茶店などを併設して、地域住民が出入り可能にする方法もあります。
さらには、ホールやギャラリーなどを無料開放して、地域のイベントに利用できると言う方法もあります。
一般的に、ホールやギャラリーを利用するには、利用料が必要ですけど、地域貢献と言うスタンスで捉えて無料公開したいものです。
喫茶店を併設すると言うことは、介護施設に地域の人が出入りしますし、介護スタッフも利用できますから時間がたつほど、地域の人たちとの交流が生まれます。
コーヒー・軽食だけでなく、介護食等を体験できる場にすれば、介護への理解も深まるものです。
知らない!と言うのが、疎遠になる要因のひとつです。

介護施設のスタッフにとっても、同じスタッフだけの交流の場合、同じケアを続けるうちに、緊張感がなくなり介護の質が下がることも考えられます。
外部の人の出入りがあれば、緊張感が持続し、介護のレベルが上がることも考えられますから、介護施設にとっても入居者(利用者)にとっても、メリットは大きいと言えそうです。
地域から隔離され、閉鎖された生活環境の中では刺激が少ないですから、イジメ・虐待に発展することもありますから、外部の人の目を気にすることは効果的です。

介護施設の一部を地域に開放することはメリットが多いように考えられますけど、デメリットもあります。
介護の世界だけでなく、色々な業界でのビジネスにおいて、メリットばかり強調しがちですけどメリットと同じだけ、デメリットも存在しますし、アピールしないものです。

介護施設の一部を開放するデメリットとしてあげられるのが、介護スタッフ・マネージャーに高いスキルが必要になることです。
不特定多数の人が出入りするとなれば、インフルエンザノロウイルスなどの集団感染のリスクが生じますから、衛生面での管理が重要になります。
また、入居者(利用者)の特異な行動が出入りする住民に深いな印象を与えてしまうこともありますから、介護スタッフにも教育やスキルアップが必要になります。
若い介護スタッフにとっては、地域住民と接する場面は負担に感じる事もありそうです。
介護スタッフと入居者(利用者)には、対等の関係ではなく、主従の関係が気づかないうちにできてしまうものです。

そんな関係を出入りする地域の人が見れば、不快感を抱くことも考えられます。
若い介護スタッフにはテレビゲームで育った人たちも多いですから、コミュニケーション能力が不足している場合も多い!!
中高年のスタッフにとっては、当たり前のことでも若い介護スタッフにとっては、負担に感じてしまいストレス蓄積から「うつ病」になってしまうことさえあります。

介護職員の退職・転職の理由としては、人間関係のトラブルが多いですから、介護施設の開放にはリスクを覚悟しなければならないようです。
介護職員不足といいますけど、中高年で介護の仕事を希望する人は、想像以上に多くいますから、介護スタッフの採用にも、中高年のコミュニケーション能力にめを向けることが望まれます。
介護スタッフには、介護技術に目が行きがちですけど、コミュニケーションスキルと人間関係の構築にも、目を向けるべきです。
結果として、中高年の採用が増えることで、介護職員不足の解消も期待できそうです。
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